福祉施設・ケアマネージャー

福祉施設・ケアマネージャーの皆さまへ

食べられる毎日を守り、
安心して暮らし続けられる施設へ。

低栄養の早期発見、排泄ケア、食事の工夫、地域の薬局との連携をひとつにつなぎ、入居者の健康と施設運営の安定を支えます。

まずは施設の課題を相談する

「食べられない」は、施設の中で早く気づける課題です。

体重の減少、食事量の低下、便秘・下痢、むせ、元気のなさ。こうした小さな変化の背景には、低栄養だけでなく、薬の影響、口腔の問題、疾患、生活環境の変化などが隠れていることがあります。

栄養ケアは単なる食事相談ではありません。日々の暮らしを見守る施設だからこそできる「変化への早期の気づき」と、原因を見立てて適切な支援へつなぐ仕組みです。

救急搬送・入院の前に、施設ができること

救急搬送や入院は、ご本人・ご家族の不安に加え、施設にとっても人員調整、情報共有、空床期間、退所・再入居対応など大きな負担になります。すべてを防げるわけではありませんが、食事量や体重、排泄の変化を見逃さず、早めに食事・医療・薬剤の視点から確認することで、状態悪化のリスクに先回りできます。

課題 01

見えにくい低栄養

食べているように見えても、体重や筋肉量が落ちていることがあります。フレイル、転倒、褥瘡、感染症などの背景になり得ます。

課題 02

排泄の悩み

便秘・下痢は食欲や活動量を落とし、介護負担にも直結します。水分、食物繊維、食事量、薬剤などを一緒に見直す視点が必要です。

課題 03

変化が連携されない

介護・看護・給食・医療・薬局がそれぞれ気づきを持っていても、共有と次の対応がつながらないと、早期対応が難しくなります。

栄養チェックは、
特別な業務を増やすためではありません。

いつものケアの中に、短時間のチェックを組み込みます。食事量、体重変化、活動量、食べにくさなどを見える化することで、「様子を見る」から「誰に、何を確認し、どう支援するか」へ進めます。

  • 低栄養・フレイルのリスクを早期に把握できる
  • ご本人・ご家族へ、状態と支援の必要性を説明しやすくなる
  • ケア会議や主治医への相談に、客観的な情報を持ち込める
  • 経過を追い、食事提案やケアの効果を振り返りやすくなる
  • 施設のケアの質を、外部評価・採用・ご家族への説明にも活かせる

「気づく」だけで終わらせない、栄養ケアの流れ

国際的な低栄養診断基準GLIMに対応した考え方で、まず簡便な栄養スクリーニング(MNA-SF等)を行い、リスクのある方の状況を丁寧に確認します。結果は施設内だけでなく、必要に応じて医療・薬局との連携に活かせます。

① 日常で気づく
② 栄養をチェック
③ 原因を確認・連携
④ 食事・ケアを継続

※診断や治療の判断は医師等の専門職が行います。当社は、日常での気づき・情報整理・連携・食事提案を支援します。

介護保険施設の皆さまへ

栄養ケア・マネジメントは「減算を避けるためだけ」のものではありません。

介護保険施設では、栄養ケア・マネジメントを実施していない場合の減算(栄養ケア・マネジメント未実施減算)が、令和6年4月から適用されています。これは、栄養管理が基本サービスとして重要になっているという制度上のメッセージでもあります。

必要な体制・記録を整えることに加え、日々の変化をケアに活かし、入居者が健康を維持して安心して暮らし続けられる環境をつくることが、これからの施設の強みになります。

※対象となるサービス・要件は施設種別や運用により異なります。算定・減算の可否は、必ず指定権者・関係通知等でご確認ください。

栄養を見てくれる薬局との連携が、
支援の選択肢を増やします。

退院後や在宅生活では、薬の影響で食欲が落ちる、飲み込みにくい、便通が乱れるといった困りごとが起こります。栄養スクリーニングを実践する薬局とつながることで、服薬の確認と併せて栄養状態の変化を見守り、必要に応じて医療・管理栄養士などへの相談につなげる選択肢が生まれます。

  • 施設・居宅の状態変化を、薬の影響も含めて相談できる
  • 退院後も、かかりつけ薬局で継続的に栄養状態を確認しやすい
  • ケアマネージャーが、医療・生活支援の連携先を増やせる

地域に応じて、連携可能な薬局をご紹介します。

食事を、低栄養予防と排泄ケアの味方に。

「食べていただくこと」と「栄養が足りていること」は同じではありません。施設の食事では、食欲、食形態、たんぱく質・エネルギー、水分、食物繊維、嗜好、調理現場の負担までを一緒に考える必要があります。当社は、給食・食材・機能性食品のご提案を通じ、続けられる食環境づくりをお手伝いします。

給食サービスのご提案

働く人が減る中でも、調理済み食材を活用した給食サービスなら、現場の負担を抑えながら、入居者の状態に合わせたさまざまな食形態をご提案できます。低栄養予防や排泄ケアにも配慮し、咀嚼・嚥下状態、食事量、栄養状態に応じた、続けやすい食事環境づくりを支えます。

排泄ケアの視点

便通の課題には、食物繊維だけでなく、水分、食事量、活動、服薬など複数の要因があります。食事面からの見直しを、日常ケアと組み合わせます。

食べにくい方への対応

食べる量が落ちた方、食形態に配慮が必要な方にも、必要な栄養を確保しやすい食品や食事の選択肢をご案内します。

施設の課題に合わせた、具体的な食事提案

食物繊維を日常の主食に

スーパーすぎるごはん

いつもの白米に混ぜて炊く、可溶性・不溶性のW食物繊維を含むごはんです。主食という毎日の食事に取り入れやすく、便通や食後の血糖に配慮した食環境づくりの選択肢としてご提案します。

※導入時は、炊飯設備、献立、食費、利用者の状態等を踏まえて検討します。食品による効果には個人差があります。

たんぱく質補給の選択肢

フレイルガードプロテインGABA+

食事だけではたんぱく質を取りにくい方のための、ソイベースのプロテインです。低栄養・フレイル予防を考える施設で、間食や補食の選択肢としてご相談いただけます。

2026年12月頃発売予定

※ご利用にあたっては、個々の疾患・栄養状態・食事摂取状況を確認し、必要に応じて医師・管理栄養士等にご相談ください。

まずは、今の困りごとをお聞かせください。

「体重が落ちる方がいる」「便秘への対応に苦慮している」「救急搬送を減らしたい」「栄養ケアの体制を整えたい」「地域の薬局と連携したい」。施設・居宅の状況に合わせて、始め方をご一緒に考えます。

お問い合わせはこちら

制度情報の参考:厚生労働省「令和3年度介護報酬改定の概要(栄養関連)」「令和6年度介護報酬改定について」。ページ公開時に、対象サービス・最新の通知をご確認ください。